音楽で感情や行動をある程度コントロールできることをご存知ですか?

さらに自分の感情もコントロールできるなら、とっても便利ですね。

今回は音楽を使って気持ちや行動を変える方法について紹介したいと思います。

この記事を読んで知れること
    • 感情や行動が変わる実験例
    • 第一印象を良くする方法
    • 悲しい気持ちを解消させる音楽



音楽は人の感情をコントロールする

音楽の雰囲気で人の感情は簡単にコントロールされます。

理解を深めていただくために、アスリートのドキュメンタリー映像を使った実験について紹介しましょう。

 

被験者をA・Bの2グループに分けます。Aのグループにはアップテンポのテンション高めな明るい曲をBGMにして映像を見てもらいます。

Bのグループはマイナー調な悲しい雰囲気の曲をBGMにして見てもらいました。

 

すると、不思議なことに映像を見た被験者の感想は全く異なりました。Aグループは、アスリートに対してポジティブなイメージをもち、Bグループは、ネガティブなイメージを持ったのです。

 

『彼は活発である』『たくさん勝ち続けてきた』や『怪我や病気の苦難に耐えてきた人だ』『努力しても勝てない人』などの知りもしない過去のイメージを勝手に作り上げてしまったのです。

 

イメージ誘導効果

このように音楽により人の感情をコントロールする手法を心理学用語でイメージ誘導効果と言います。

夜のお店が典型的で、おしゃれな雰囲気や高級感を出したい時は、それに合った音楽を流します。

 

これにより、実際よりも誇張してお店の雰囲気を出すことができるのです。

 

クラブとバーの音楽を入れ替えたのを想像すると手っ取り早いかもしれません。想像しただけでも、明らかに雰囲気にマッチしないのがわかると思います。

 

また、イメージとは少しそれますが、音楽のテンポにより人々の食べるペースや移動する早さが変わることもわかっています。

 

1982年にとあるスーパーで行った実験では、BGMを変えることで2点の間を通過する時間におよそ15%の差が生まれることがわかりました。

食事も同様で、1分間に食べ物を口にする回数は、早いテンポの場合4.4回で、遅いテンポの場合3.83回となりました。

 

具体的なBPM(音楽用語でテンポの早さのこと)までの記載はありませんが、聴いているBGMにより人々の感情や行動をコントロールできることは科学的に証明されています。

 

余談ですが、僕は放課後等デイサービスでも働いており、お片づけをするときは早く動いてもらうためにドリフのBGMを流します。

お子さんが早く動いて欲しい時はぜひ使ってみてください。

 

7秒で決まる第一印象を良くする方法

仲の良いお友達や、恋人との最初の出会いを覚えていますか?

人間の第一印象はおおよそ7秒で決まると言います。しかもそのイメージは長い場合半年ほど続くそうです。

そして、人間は出会った時など『最初の記憶』を強く残す傾向にあります。

 

たった7秒で第一印象が決まって、さらにその記憶が強く残るのなら、このタイミングでいかに良い印象を持ってもらうかが大事になってきますね。ここでも役立つのが音楽です。

 

僕は音楽講師もやっていますが、初対面である体験レッスンの際は必ず明るい音楽を流して待機しています。

会った最初の印象がポジティブになりやすいからです。

 

また、人は沈黙を嫌う習性があり、初対面なら尚更会話していない時間を不快に思ってしまいます。

しかし、明るい音楽を流しておくことで、沈黙の時間を埋めることができます。

 

これにより、沈黙のストレスもなくなり、ネガティブな印象も減ります。

これで第一印象を有利に運ぶことができます。

 

悲しい時は悲しい音楽を聴く

ここまでの話を振り返ると、悲しい時は気分が高揚する楽しい音楽を聴くのが良いと感じるかもしれません。

 

もし、楽しい音楽を聴いて解消されればそれで良いのですが、実は悲しい気持ちの時は悲しい音楽を聴く方が良いとされています。

音楽療法の言葉で『同質の原理』と呼ばれており、音楽には自分の気持ちを代弁してくれる効果もあります。

 

特に女性の脳は共感によりストレスを発散できるため、自分の気持ちを歌っている曲を聴くことでストレスや悲しい気持ちを減らせるのです。

 

今回は音楽で行動や感情をコントロールする方法でした。

自分にも使えますし、人と会っている時も印象を変えることができるので、是非是非気軽に試してみてください。

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