人はなぜ無駄遣いをしてしまうのか??

 

特に必要でもなかったのに、ついついお金を出してしまったのはなぜか??

 

実はお金に対する人の行動も、心理学で説明がついてしまうのです。

 

 

今回は人がお金を使用する時に働く心理について紹介します。

 

今日の内容
      • 無駄遣いをしてしまう心理
      • 大きな買い物のタイミングは要注意!
      • ついで買いの原因





100万円と200万円の損はほとんど同じ?無駄遣いの理由

 

人間が得をしたり、損をした時に感じる幸福感や苦痛の度合いは、おおよそ論理的に説明がついています。

 

写真はプロスペクト理論について見える化したグラフです。

 

 

グラフからも簡単に読み取れますが、同じ金額の場合、得をした時に感じる『喜び』よりも、損をした時に感じる『悲しみ』の方が大きいのです。

 

さらに、利益額が上がっていくにつれて幸福感も上がると思いきや、徐々に上がり方が鈍くなります。

損失も同様です。人間の心理は不思議ですね。

 

 

合理的に考えれば、損をした額が倍になれば感じる悲しみも倍になるべきですが、全くそうはいきません。

 

無駄遣いの引き金はここにあるのです。

 

大きなお買い物の際は要注意!

 

先ほどのグラフは、主に株式投資・FXなど金融取引や、パチンコ・カジノなどギャンブルのお金の心理で使用されています。

 

 

では、日常生活を送る上では、どんな時にこの心理が働いているのでしょうか?

 

 

結論から言うと、大きなお買い物をする際に強く作用します。

(※ここでは、先ほどのグラフでいう損失を、消費金額で例えます)

 

使用した金額が大きい時、人は感覚が一気に鈍くなるのです!

 

 

人生の大きな買い物ランキングでも上位に食い込んでくる『車』を例にとってみましょう。

 

 

車を購入した際、店員さんにこんな感じに声をかけられることがあります。

 

購入から二週間以内でしたら、カーナビが通常6万円のところ4万5千円とさせていただいております。いかがでしょうか?
まぁあるあるな営業方法ですね💡
安くなったとはいえ5万近い金額の買い物は一旦考えるべきです。

ユニバの年パスより高い・・・
しかし、車を買う際高額なお金を支払っているため、プロスペクト理論のような心理現象が発生します。
仮に車を100万としましょう。
100万円を支払った直後では、100万円であろうが、105万円であろうが、大した変化に感じられなくなっています。

でもまぁせっかくだし、買っちゃおうかなぁ
結果、普段であれば考え直すであろう金額でも、ポンっと出してしまう可能性が上がるのです。
因みに、ここまで高額なお買い物ではなくとも、小額ながら類似の現象は普段から発生しています。

テンション・リダクション効果

もう一つ消費してしまう心理を紹介します。

 

テンション・リダクション効果です。よくついで買いの心理とも言われます。

 

 

人は緊張状態から解放されると、判断力が鈍くなる傾向にあります。

 

 

つまり、高い買い物をする前はあれこれ悩み、決断するまでに緊張状態が続くため、その直後にオススメされたオプションについての判断が正しくできなくなるのです。

 

 

よくあるスマホの買い替えを例にとってみましょう。(実話)

最新のiPhoneください!

お買い上げありがとうございます。

ついに買っちゃったぁ〜

ご一緒に保護フィルムはいかがでしょうか?
大切なスマホを衝撃から守ってくれます。

 

(良さそう・・・)おいくらですか??

¥5,400です。お客様は二年契約のため
月額に加算する形ですと¥225/1ヶ月となります。

せっかく買った新品キズつくの嫌だし、買っちゃおうかなぁ
という感じで実際に購入しました。元々買うつもりはありませんでしたが、買ってしまいました。
車ほどではありませんが、iPhoneという高額なお買い物と、緊張感からの解放の末路でした。
因みにスーパーなどのレジ横にあるお菓子コーナーも同様の心理状態です。
お買い物で消費する金額に対してお菓子は小額であり、なおかつ商品選びの緊張から解放された直後のため判断力は鈍っています。
冷静になって判断しましょう。

無駄遣いの避け方|1日置いてみる

 

では、このような場面において無駄遣いを減らすためにはどうするべきか?

 

 

実は、一旦帰って考え直すのが効果的なのがわかっています。

 

 

よく喧嘩したタイミングなんかに送った文章に翌日後悔するなんて話も聞きますが、たった1日でも時間をおくと、考え方は変わるものです。

 

 

ネットショップなどでも『ポチる』という言葉が出るくらい、お買い物は手軽になってしまいました。

 

 

すぐにお買い物が出来てしまうゆえに、考える時間をおくことを忘れがちですが、『明日になっても欲しければ買おう』などの考え方を持てば、案外無駄遣いも減らせます。

 

 

買う予定のなかったオプションを勧められた際は、一度お家に持ち帰ってみましょう。

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