私たちが普段見ているものは、眼球から入った情報を脳で処理したものにすぎません。

 

そして脳は『多分こんな感じだろう』と、わりかし主観的な解釈をしています。

 

毎回送られる情報全てを疑っていると、とても疲れてしまうためです。

 

今回は脳がいかに主観的な解釈でものを見ているかについて紹介したいと思います。

 

今日の内容
      • 脳は主観的な見方をしている
      • 盲点の不思議
      • 脳科学的心霊現象の説明




 

存在しない『形』を見せてしまう

 

本来存在していないものですら、脳は私たちに見せてくれます。

 

有名な例ですが、カニッツァの三角形を見てみましょう。

 

 

この絵にはどこにも三角形は存在していません。

 

しかし、白の逆三角形が皆さんの目にうつっていると思います。

 

 

脳が『三角形がある!』と認識し、私たちに見せているのです。

 

続いてはこちらの画像を見てみましょう。

 

どちらがへこんでいて、どちらがでっぱっているでしょうか?

 

おそらく、皆さんの目には『左=でっぱっている』『右=へこんでいる』というように見えているかと思います。

 

 

では、この写真を上下逆さにしてもう一度見てください。(パソコンの方はやりにくいかもしれません💦)

 

どうでしょうか?同じように左がでっぱっていて、右がへこんでいるように見えませんか??

 

 

とても不思議ですが、これが脳の主観的な解釈なのです。

 

『光は上からくるものでしょ??』と脳が思い込んでいるので、上下をひっくり返しても同じ画像に見えてしまうのです。

 

足りない分を補って見せてくれる

 

 

今度は人間に共通している仕組みの『盲点』について紹介しましょう。

 

盲点はご存知の通り、『見えない所』ということです。

 

人間の網膜には元々見えない箇所が存在しているのです。

 

そして、盲点にあるものは脳が勝手に都合よく解釈しているのです。

 

 

体感していただくために今からいくつか画像をお見せしますので、右目を手で隠して見てください。

 

↑こんな感じのイメージです。

 

 

 

 

まずはこちらの画像で盲点の確認をしましょう。

 

右目をふさいで、左目だけで小さい丸(右側)を見てください。

 

そして近づいたり遠ざかったりしてみましょう。

 

どこかで左側の大きな丸が消えませんか??そこがまさしく盲点です!

 

 

盲点の確認ができたところで、次の画像を見てみましょう。

 

 

同じように、右目をふさいで左目だけで小さな丸を見てみましょう。

 

先ほどと同じ要領で盲点になった時、ある変化が起こります。

 

左の縦線が繋がって見えてしまうのです。本当はそこに存在しないはずの線を、脳が見せているのです。

 

 

盲点で左の丸が消える⇨上の線と下の線の整合性をなんとかもたせたい⇨上下の線を繋げる

 

という現象が起きているのです。

 

 

 

続いてこちらの画像

 

 

先ほどの例に比べ少しわかりにくいかもしれませんが盲点にたどり着いた時、左の線に少しグラデーションがかかっているように見えませんか?

 

上が黒で下が白になっているため、脳は灰色を挟んで徐々に黒⇨白につながるよう見せるのです。

 

 

続きましてこちらの画像

 

 

今度は、盲点の時線が真ん中で交わってしまうのがわかると思います。

 

 

脳が勝手に線を中心で繋げてしまうのですね。

 

面白いことに、めちゃくちゃ頑張って意識して『交わっていないぞ!』と脳に言い聞かせても、残念ながら交わってしまいます。

 

脳の解釈には負けてしまうのですね。。。

 

 

人は見たいようにものを見る

 

 

脳が主観的な判断で目の前のものをうつしていることがわかっていただけたかと思います。

 

脳は自分が混乱しないようにものを見たがります。

 

非常に主観的で不自由な性質を持っているのですね。

 

 

この例を元に、心霊現象も説明がつきます。

 

脳は基本的に生存本能があるため、未知の場所では警戒します。

 

 

警戒していた方が、生存確率が上がるため警戒するに越したことはないのです。

 

ボケェ〜〜と突っ立っていては、有事の際対応ができないため、知らない土地では気を張ってしまうのです。

 

 

すると、『動物らしきもの』や『人間らしきもの』に対しても、過剰に反応してしまいます。

 

 

そこに本当に動物や人間がいた場合困るので、少しでも疑わしいものは実際にいるものだと判断し、脳は私たちにその姿をうつしてしまうのです。

 

 

 

 

というわけで今回は脳がいかに自分勝手に私たちに物を見せているかについてでした。

 

見えているものが本当にあるものと違うって思うと、面白いですね。

 

ではでは

 

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